最終日は人形が燃やされるクレマ(cremà)があります。
夜中の12時くらいからあちこちで人形に火がつけられ、深夜1時に市役所の人形が燃やされて終わります。
まんじゅうは市役所の作品を見てきました。
こちらの塔、市長と建築家の汚職によって大量の税金を投じたにもかかわらず、模型をつくっただけで実際に建築されなかったという曰く付きの塔だとスペイン人に教えてもらいました。
バレンシア州歌、スペイン国歌などの音楽が流れたあとに花火が打ち上げられ、塔に火がつけられました。
塔が崩れていくたびに周りからは歓声があがりました。
火祭りにはいままでの悪いことを全て燃やしてしまって、新たな気持ちで春を迎えるという意味があるようです。
最終日(19日)の次の日は、春分の日。春はもうそこまで来ているなあと思いました(^-^)
ユネスコの世界遺産に登録された初めての年であり、クレマが週末に重なったことから、今年の火祭りはいつも以上の人出だったようです。
終わってみればあっちゅうまという感じですが、ずっと見たかったものがみれて、またとない経験ができて忘れられない祭りになりました。
明日からはいつもの日常が戻ってきます(^-^)
市役所の塔どういう意味なんやろ~て思って見てたから、わかってすっきりしたわ!
説明してへんかったもんな!