tanto monta

おいしかったレストラン(というかバル)を紹介しておきます(^-^)

そのままローマ字読みでタント・モンタと読みます。なんでこの名前にしてるのかは分かりませんが、これはtanto monta monta tanto, Isabel como Fernando(イサベルもフェルナンドも同じこと、どちらも同じだけの力を持っている)という意味のフレーズの一部かなと思います。この二人はそれぞれカスティーリャ王国の女王とアラゴン王国の王で、二人が結婚したことによってスペイン統一国家が誕生したというスペインの歴史の重要人物です。で、このフレーズは二人が結婚するときに交わした協定ということみたいです。タントモンタモンタタントという響きが心地いいです(^-^)

すみません、話がそれましたが、このレストランは中心地からは離れたところにあるけどめっちゃおいしいです。固いパンの上に魚とか野菜とか肉が載っててお酒飲みながらみんなで賑やかに楽しめる場所です。

トリップアドバイザーhttps://www.tripadvisor.jp/Restaurant_Review-g187529-d3140868-Reviews-Tanto_Monta-Valencia_Province_of_Valencia_Valencian_Country.html

評価半端ないです\(^o^)/

1つあたり2ユーロいかないくらいやし、3つ4つ注文すれば結構満足するのでコスパもいいかなと思います。いつもたくさんの人で盛り上がっています。

ちょっと遠いですが、バレンシアに来られた際にはぜひ!

パエリア

バレンシアといって思い浮かべ、かつスペインといっても思い浮かべるものにパエリヤがあるのに、まだちゃんと書いていませんでした。

パエリヤ(paella)はバレンシア語でフライパンのことです。スペイン語かと思ったらバレンシア語やったんですね。調理器具の名前が料理の名前になってるわけです(^-^)ちょっと日本の鍋を思い出します。(まあ、鍋をするとはいっても、鍋を食べるとはいわんけど)。

バレンシアは米どころで、いろんな米を使った料理があります。パエリヤもそのひとつといえます。

ちなみに稲作は9世紀頃にアラブ人がスペインにもたらしたもののようです。スペインにあるいろんなものの歴史を遡っていけば、ほんまにアラブ人はいろんなものをスペインにもたらしたんやなあといつも感心します。

私たちはパエリヤと聞けば、まずムール貝とかエビののった海鮮のパエリヤを思い浮かべますし、実際それも売ってますが、バレンシア風パエリヤは、海鮮ではなく、鶏肉、ウサギ肉、カタツムリ、いんげん豆などをのせたもののことをいいます。

上の写真はバレンシア風パエリヤです。カタツムリとウサギ肉は入ってないねんけどね( ^∀^)

あと、パエリヤといって思い浮かべる平鍋でももちろんパエリヤは出されますが、一人で食べたりするときは、下の写真のように皿に一部が盛られて出されることもよくあります。

パエリヤにつかう米は、細長くてパサパサしてるインディカ米でも、もちろんジャポニカ米でもないよなあと思って調べたらジャバニカ米という粒が大きくて太い米を使っているみたいです。インディカ米かジャポニカ米かどっちかといえばジャポニカ米に近い感じです。

パエリヤは重めの食事なので、普通はお昼(といってもスペインのお昼は2時とかから始まるけど)に食べて、夜にはあまり食べないようです。そして平日というよりは日曜とかにゆっくり食べるものみたいです。

値段は店によって差はありますが、だいたい1000円代で食べれます。海鮮のパエリヤの方がバレンシア風パエリヤより高めです。

バレンシアに来た際は、せっかくなんでバレンシア風パエリヤを食べてみましょう(^-^)

アグア・デ・バレンシア

アグア・デ・バレンシア(バレンシアの水)を飲みました。バレンシアに来て早々その存在を教えてもらってたもののまだ飲んでいなかった飲み物です。

六甲のおいしい水みたいなテンションで飲んだらだめですよ!これはカバ、あるいはシャンパンに、オレンジ、ウォッカ、ジンをいれたカクテルです。

昔、バレンシアのバーで、スペイン北部バスク地方の旅行客たちが、そのバーで一番おいしいカバを注文する際に、それをアグア・デ・ビルバオ(ビルバオの水。ビルバオはスペイン北部の町)と呼び、いつもそれを注文していたのですが、ある時バーのオーナーになにか他のものを作ってくれといって、オーナーがつくってきたのがアグア・デ・バレンシアというカクテルだったということのようです。

味はなんかうすめのオレンジジュースといった感じでしたが、飲んでくにつれてあーやっぱりお酒なんやなあと思いました。まあ店によってちょっとずつ味は変わってくるんやろけどね。

バレンシアにきたらぜひお試しあれ。あ、もちろん20歳以上の方限定です(^-^)スペインでは18歳からお酒飲めるけどね。

しみじみ

先週に続いて今週も授業は午後からなので、午前に勉強したり、町を歩いたりしています。授業おわりにはスペイン語と日本語との言語交換、インテルカンビオに行きました。

4ヶ月近くもいると、だんだん仲のいい人も増えてきて、生活をしてる感じになります。ただ今月末にバレンシアを去ることを考えると(また戻ってくるけど)、ちょっと寂しい気持ちになります(._.)と同時にまた帰ってこれる場所があるなとも思って嬉しい気持ちにもなります(^-^)

今日は前から買おうと思ってた本を衝動買いしました。

スペイン語の文法書です\(^o^)/real academia espanolaはフランス語で言えばアカデミーフランセーズみたいな感じの、スペイン語の権威です。1000ページくらいある枕にでもできそうな本やけど、real academia espanolaが書いた本ならなによりも頼りにできるかなっと思っていまから読むのを楽しみにしています。しばらく読み終えることないやろし( ^∀^)

残り少ない10月精一杯楽しみます。

アルボラヤ

ペニスコラにいったのと同じ日にアルボラヤという場所に行きました。ここはバレンシア市内から気持ち離れた場所にあって、バレンシア特産の飲み物、オルチャタの主要成分であるカヤツリグサ(chufa)を栽培しています。

前にも書きましたが、下の写真の白い飲み物がオルチャタ、となりがファルトンという甘いパンのようなお菓子です。

それで下の写真がその主要成分であるカヤツリグサの畑です。

なんか雑草みたいにみえます。これを乾かして、火をつけてトラクターでとっていくということです。

このへんでは自家製のオルチャタが飲めるみたいですね(^-^)

アルボラヤは海も近くて、port saplayaというベネチアのような場所もありました。お金持ちがたくさん住んでいるみたいです。

もう絵はがきです。

ペニスコラもアルボラヤも車でいったから、すごく回りやすかったし、友達の大家さんに感謝です(^-^)