コルドバ観光の手引きその2

メスキータに続いて欠かせないコルドバの町の見所は、ユダヤ人地区です。

真っ白い壁と壁にかかった色とりどりの植木鉢が特徴です。

道はせまくうねうねしています。幸せな迷子になれます(^-^)

でも別にこれは観光客を迷わせたいわけではなくて、一つは防衛のため、一つは夏の暑さが耐え難いコルドバに日陰をつくる役割があるみたいです。

それからアルカサル。

イスラムの王様やキリスト教徒の王様が居住していたお城です。

お城自体はまあまあでした。

でも庭園はすごくきれいでした。

ざっくりですが、この辺りまでみればコルドバに行ったよ!といえそうな感じですかね(^o^)

その3に続く

コルドバ観光の手引きその1

コルドバ(Córdoba)にいってきました。

コルドバはアンダルシア地方のなかではセビージャ、マラガに次いで大きな町です。

人口33万人ほど。秋田市や新宿区と同じくらいです。

そんなに大きくない感じですか?いまはそうかもしれませんが、10世紀、イスラムの王朝後ウマイヤ朝の首都やったときは世界最大の都やったそうです(^o^)

今日はコルドバ入門ということで観光最大の目玉、メスキータについて。

コルドバに観光に来て、メスキータを見ない人は、伊勢市に観光しに来て、伊勢神宮を見ないのと同じくらいだといえます。

メスキータ(mezquita)とはスペイン語でモスクの意味ですが、その後キリスト教徒によって増築され、モスクでありながら大聖堂にもなっています。

円柱の森。

荘厳です。

日本人と韓国人の団体がいてました。日本語のパンフレットもあります(^-^)

さらに塔にも登れます。

眺めは最高です。

上から見るとメスキータがどれだけ大きいかが分かります。

オレンジの木の庭園もよく見えます。

鐘はならしちゃだめですよ!

メスキータ(Mezquita-Catedral de Córdoba)  10ユーロ

塔(La Torre Campanario de la Mezquita- Catedral)  2ユーロ

その2に続く

ブラブラカー

コルドバにいってきました。同じアパートの子とブラブラカーで行ってきました。

まんじゅうはブラブラカー(Bla Bla Car)という仕組みをスペインに来てから始めて知ったんですが、これは自分が行きたいと思っている場所に希望してる日時に行く人を探し、その人に連絡をとり、車に乗せてもらうというインターネットのカーシェアリングサービスということです。

10年ほど前にフランスで始まったようです。

ブラブラカーのホームページhttps://m.blablacar.com/

使用するには会員登録が必要です。

まんじゅうたちの乗った車の運転手は、感じのいいおじさんでした。アパートの近くの通りからコルドバの中心地まで乗せてってくれました。

一般の人のドライブに同乗させてもらうといった感じでした。チャイルドシートもおかれたし。あ、スペイン語の練習にもなりました(^o^)

このブラブラカーでセビージャからコルドバまで往復して、片道1時間30分、合計で一人当り14ユーロでした。人数が増えればもっと安くなるようです。

電車でいけば往復の合計は20ユーロくらいやし、駅まで行く手間とかがあるので2時間以上はかかるやろし、それを考えればブラブラカーは賢い移動手段やなと関心しました。

連絡をとって待ち合わせ場所などを決めるためのドライバーとのやりとりは友達がやってくれましたが、また自分でも使ってみたいです。

あ、肝心のコルドバ旅行についてはまた書きます(^o^)

アルカサル

セビージャでとりあえず見る観光名所といえば、大聖堂とこのアルカサルだと思います。

今日はこのアルカサルについて。

アルカサル(Alcázar)はもともとイスラムの宮殿やったところにキリスト教徒の王達が手を加える形で建造されています。

一番の見所はペドロ1世宮殿です。

緻密な模様。

イスラムの文化とキリスト教の文化が融合したムデハル様式ということです。

つくりはアルハンブラ宮殿とよく似ていました。

こういう建築物を見てると、なによりもアンダルシアにいるなあという感じがします。

庭園を散歩するのもいいですね(^-^)

入場料は10ユーロ弱。2時間30分もあればちゃんと見れるかなという感じです。

ちなみに月曜の4時から5時は無料です(^o^)3時くらいには行列ができています。1時間30分くらいは見れるので、お金がなくて時間もない人にはおすすめです。

侍との出逢い

セビージャから15キロほどのところにコリア・デル・リオ(Coria del Río)という小さな村があります。

セビージャのPlaza de Armasのバス停からM142のバスで30分から1時間ほどです。片道1.65ユーロ。

この町が1月12日の日記で書いた慶長遺欧使節が立ち寄った村です。使節の何人かがここに留まったといわれていて、この村にはハポン(日本という意味)という名字をもつ人達が住んでいることで有名です。

市役所。

日本の旗がかかっています!ちなみにコリア・デル・リオは仙台市と姉妹都市です。

市役所にあった銘文。

こんなところで日本語をみるのは感慨深いです。

グアダルキビル川を臨むカルロス・デ・メサ公園。

子供が遊んでて、ちょっとしたレストランもあるのんびりした公園です。

ここに支倉常長の像がたっています。

この川沿いの通りはその名も慶長使節通りといいます。

小さい村なので2、3時間もあれば充分見て回れます。

スペインで侍に会ってみてはいかがでしょうか。