ロスコン・デ・レジェス

1月6日は東方の三博士の日(Día de  Reyes)で祝日です。

子供にとっては昨夜博士達が持ってきたプレゼントを開ける特別な日です。

そしてこの日にはロスコン・デ・レジェス(Roscón de Reyes)という甘いパンを食べる習慣があります。

年末くらいからあちこちのパン屋でロスコン・デ・レジェスの販売が始まります。

これを家族で分けて食べるんですが、なかに人形とソラマメが入っていて、人形があたった人は王冠をかぶり、ソラマメのあたった人はロスコン・デ・レジェスの代金を払わないといけません。

スーパーとかで安いのは6ユーロくらいから、高いのは何十ユーロもします。

カフェとかで一人分注文できたりもするので、1月の第一週にスペインを旅行する際には食べてみてください(^-^)

1年のこの時期にしか食べないという意味では、なんかお雑煮とかおせちといった感じもしますね。

東方の三博士のパレード

 1月5日、博士達がやってきて、セビージャの町をパレード(Cabalgata de los Reyes)しました。

このパレードはスペイン各地でこの日に開催されています。セビージャのは今年で100周年ということで、スペインで一番歴史があるようです。

各山車に子供たちが乗っていて、子供たちの投げる飴ちゃんを大人も子供もそりゃ必死にとります。なんならより多くとろうと傘を逆さにしてる人までいます。

事前にビニール袋までもらいました(^-^)

いろんな山車があります。

博士の乗ってる山車がくると一段と盛り上がります。写真はバルタザール。

こちらがまんじゅうの成果物。

飴ちゃんだけじゃなくてちょっとしたおもちゃも投げてくれました(^-^)

パレードが通った後はあちこちに飴ちゃんがちらばっていて、靴の裏にへばりついたりします。

博士達がどうこうというよりもう飴ちゃんとるのに必死なパレードでした\(^o^)/楽しかったです。

そしてこの夜は博士達がいい子にはプレゼントを、悪い子には砂糖でできた石炭をくれます。

まんじゅうは夜遅くまで外で遊んでたので、もしかしたら博士達は誰もいないと思ってまんじゅうの家は通り過ぎてしまったかもしれません。残念です( ´△`)

スペインのクリスマスイベントもそろそろ終わりに近づいてきましたが、最後にまだ大事なイベントが残ってます。

次回をお楽しみに。

三博士の使者来る

前回の日記で書いたように、今日は東方の三博士のイベントの1つを紹介します。

今日1月4日は明日東方の三博士がセビージャの町に来るのに備えて、彼らの使者(heraldo エラルド)が先に町に入り、市長から町の鍵をもらう日です。

もちろん今は鍵なんかなくても町に入れますが、昔町が壁に囲まれていた時代には、壁にあるいくつかの扉からでないと町に入れなかったことのなごりのようです。

この使者が市長から鍵を受けとるため市役所までパレードします。

彼は東方の三博士に手紙を届けてくれるとあって手紙を持ってる子供たちもいました。

音楽隊に続いてアラブの遊牧民、ベドウィン達がやってきました!彼らはエラルドの助手で、飴ちゃんをばらまいてくれます\(^o^)/

エラルドがやってきました!エラルドも飴ちゃん投げてくれます。

鍵も無事に渡され、まんじゅうの手元には無事に飴ちゃんが渡りました(^-^)

明日はいよいよ東方の三博士がやってきます!

また書きます。

東方の三博士

今週は祝日である元日が日曜だったことから月曜も休みだったので、火曜から授業が始まりました。

今週は東方の三博士(Los Reyes Magos)が子供たちのところにやってくる日です。

明日からいろいろイベントがあるので、今日はこの東方の三博士について少し説明します。

東方の三博士はイエスキリストが産まれた時にイエスに贈り物(黄金、没薬、乳香)を届けにきた博士達です。

それぞれに名前があって、真ん中の白い髭の人がメルキオル(Melchor)、左の赤い髭の人がガスパール(Gaspar)、右の黒人がバルタザール(Baltasar)といいます。

12月23日に紹介したベレンでもこの博士達は、イエス、マリア、ヨセフに次いで重要なキャラクターといえます。

かつてイエスに贈り物をしたこの博士達が、今では子供たちに贈り物をしてくれるとあって、子供たちは彼らが来るのを心待ちにしています。

イベントの詳細はまた後日。

2017年

Feliz el Año Nuevo(明けましておめでとうございます)!

とかいてみたものの全然年が変わった感じはありません。

大晦日は特にイベントがあるわけではないので散歩してました。

こちらは大聖堂のヒラルダの塔。

ただカウントダウンはスペインでももちろんします。スペインでは新年になる直前に鐘の音にあわせて、ブドウを12粒食べます。

鐘ひと撞きにつきブドウ一粒です。

そして12時になればcavaというスパークリングワインで乾杯します。

カウントダウンするのに有名な場所は、マドリッドのプエルタ・デル・ソルという所ですが、セビージャでは市役所前です。

私も同じアパートの子達と一緒にカウントダウンしてきました(^-^)

この人だかり\(^o^)/

ただ鐘が鳴るわけじゃないんで、いつやいつやと思ってたら、皆が盛り上がりだして12時なったことが分かるという具合でした。

新年を迎えた夜は、あちこちで花火があがって、広場にはめっちゃ若者がいて、それぞれのグループでお酒飲みながら(たぶん)明け方まで盛り上がってました。

まんじゅうも広場にいって、明け方とはいかんまでも楽しんできました(^-^)

今年もいろんなものをみて考える年にしたいです。皆さま、今年もよろしくお願いします。