そして火祭り!

最終日は人形が燃やされるクレマ(cremà)があります。

夜中の12時くらいからあちこちで人形に火がつけられ、深夜1時に市役所の人形が燃やされて終わります。

まんじゅうは市役所の作品を見てきました。

こちらの塔、市長と建築家の汚職によって大量の税金を投じたにもかかわらず、模型をつくっただけで実際に建築されなかったという曰く付きの塔だとスペイン人に教えてもらいました。

バレンシア州歌、スペイン国歌などの音楽が流れたあとに花火が打ち上げられ、塔に火がつけられました。

塔が崩れていくたびに周りからは歓声があがりました。

火祭りにはいままでの悪いことを全て燃やしてしまって、新たな気持ちで春を迎えるという意味があるようです。

最終日(19日)の次の日は、春分の日。春はもうそこまで来ているなあと思いました(^-^)

ユネスコの世界遺産に登録された初めての年であり、クレマが週末に重なったことから、今年の火祭りはいつも以上の人出だったようです。

終わってみればあっちゅうまという感じですが、ずっと見たかったものがみれて、またとない経験ができて忘れられない祭りになりました。

明日からはいつもの日常が戻ってきます(^-^)

空前絶後の!

マスクレタ(mascletà)という爆竹ショーを見てきました。

2月の終わりから毎日昼の2時に市役所前で開催されていました。

まんじゅうの家は現場から2、3キロはゆうに離れていると思いますが、それでも爆竹の音が聞こえてきていました。

最終日の19日はついに近くでみました!!

最初に色のついた煙が爆音とともに噴き出します。

一言でいえば、音に襲われる感じです。

とにかく今までに経験したことのない轟音でした。心臓と鼓膜がガタガタ震えるような感じです。

間違いなく耳に悪いよなという音でした。でも人の熱気といい音といい、終わったあとの煙といい興奮間違いなしです!!

バレンシアの誇る火薬技術がここに凝縮されているなといった感じでした。職人のみなさん、貴重な体験をありがとうございました。