ジャズ国際フェスティバル開催中のサンセバスチャンにさよならして
いつもの日常に戻ると留学してたのが夢のような感じもします。忘れられない1年となりました。
あ、旅するまんじゅうはこれからも続きます。あくまでも「旅する」まんじゅうであって「留学する」まんじゅうではないですからね(^-^)
留学のまとめ的なこととか、これから考えてるほかの旅のこととかも書いていく予定です。
スペインでみてきてほしいもののリクエストとかあればお待ちしています。
スペイン留学をすませたまんじゅうが旅のこと言葉のことについてつぶやきます。
サンセバスチャンから電車で30分ほどの町、サラウツ(Zarautz)に行ってきました。
この小さな町はすごくきれいなビーチがあることで有名です。
昔は捕鯨で有名だった町らしく、町の紋章に鯨があらわれています。
この町から4キロほど離れた場所にあるゲタリア(Getaria)という町に向かう道がすごくよかったです。
海を横目にみながら。
飛び込みをしたり、綱渡りをしている若者に関心しながら。
てくてく歩いていくとゲタリアが見えてきます。
ゲタリアは小さな漁師町です。
ゲタリアではバスクの伝統競技、ペロタの試合が行われていました。
小さいボールをソフトボールを投げるように壁に打ちつけ、バウンドしたものを他の人がまた壁に打ちつけていました。
お昼にはイカの墨煮(chipirones en su tinta)というバスク地方の名産を食べました。見た目は真っ黒ですがすごくおいしいです。
ビルバオに行ってきました。ビルバオはサンセバスチャンからバスで1、2時間ほどの町です。
現代アート美術館のなかでたぶんもっとも有名なグッゲンハイム美術館がこの町にあります。
美術館の前には花でできた犬の作品が。
ホストファザーはこの美術館をこの犬の犬小屋だと言っていました(^-^)
犬小屋のなかはこんな感じ。
カンバスに色塗っただけのような作品とか、いろんな動画が上映されている部屋とかが見れます。
まんじゅうはこういうのはよく分からないですが、それでもまあまあ楽しめました。
町中でもいろんな作品をみつけることができました。
路上アート。
曲線を描く橋。
井戸端会議っていうわけでもないやろけど。
町はすごく整然としてる印象をうけました。
個人的にはサンセバスチャンの方が好きかなって感じやけどまあ好みでしょう。
サンセバスチャンから車で30分ほどの町、オンダリビア(Hondarribia)という小さな町でおこなわれているブルースのコンサートを聞きに行ってきました。
バスクの伝統的な家が宝石箱のように並んでいます。
スペイン国営ホテル、パラドールがある広場がコンサートの会場でした。
周りではたくさんの人がお酒飲みながらなんかつまんでいて、もりあがっていました。
そんなに大きなコンサートというわけではありませんが、ライブミュージックを聞くのはスペインの夏の風物詩みたいな感じです(^-^)
それからこちらの町にあるHermandad de Pescadoresというレストランはどうやら日本の雑誌でとりあげられたことがあるらしく、お店の人はすごく気さくに接してくれました。
このレストラン、バスクの伝統料理の1つ、魚のスープが有名みたいです。
たくさんの魚のエキスが凝縮されていてすごくおいしかったです。スープ好きのまんじゅうの心もつかんでくれました\(^o^)/
お店のホームページはこちら。
サンセバスチャン市内でも魚のスープは頼めますよ。ぜひお試しあれ!
16世紀にカナダの海上に沈んだ船を復元している博物館に行ってきました。復元してる船は下の写真みたいな感じ。
市内からE01,E03,E09バスにのって15分ほどのPasaiaという港です。
こちらが博物館。
バスクの海の博物館(albaola)といいます。ホームページはこちら。
ガイドツアーで参加しました。
かなりたのしかったです。
バスクの海の男達はかつて捕鯨で生計をたてていたんですが、その漁のために大きな船をつくってカナダ近くまで行ったそうです。
当時のことをちょっとふくよかなおねーさんが楽しげに説明してくれました。
船がどういう状態でみつかったか、どういう風に船をつくったか、9ヶ月近く家を離れなければいけなかった漁師たちが船に何を積んでいたかなどなど。
現在は16世紀の船を再現するという一大プロジェクトに関心を持つ多くの職人さんがここに勉強しにきているみたいです。
こちらがその建設中の船。
今回は時間がなくてみれませんでしたが、この博物館のまわりは、「レ・ミゼラブル」の作者、ビクトル・ユゴーのとまった家などいろいろ見所があります。
何年か後にできあがる船とあわせてもう一度ここを訪れてみたいものです。