セビージャに帰ってきています。

まだ春なのにもう夏かなって感じのセビージャに帰ってきています。前に住んでたアパートに戻り、いつものとおりの2時間授業でなにごともなく日々を送っています。

来週はスペイン各地でセマナサンタ(聖週間)というお祭りが催されます。イエスキリストの受難と死、そして復活までの軌跡をたどるお祭りで、セビージャのものが一番有名です。

町のあちこちでもうポスターを見ることができます。

そして教会ではセマナサンタの山車(paso)をもう見ることができます。

これらの山車が町中に出るわけです。いまから楽しみです(^-^)

あ、ちなみに4月7日までスペイン国王が日本来てます。よろしくお伝えください。

バレンシアで生活してて思い出すもの

いろんな友人とあっていろいろ話してあっというまに過ぎた一ヶ月。最後にこれぞバレンシア!って個人的に思うもの3つをまとめてみました。

1. バレンシア地下鉄の切符。

地下鉄はよく使っていました。こちらの切符、一回買えばあとはそれをチャージできるようになっています。

バレンシア風パエリアに入れる具材の絵が書いています。鶏、いんげん豆、トマト。なんかかわいらしくないですか(^-^)
2. パナリア

バレンシア発のチェーンのカフェ。あちこちにあります。

夏にホームステイしてた家から近かったし、お店の人が最高に愛想がよかったので、顔を覚えてもらうくらい通いつめていました。

カフェ・コン・レチェ(カフェ・オ・レ)何杯飲んだんやろって感じです。

3. 家庭料理のテイクアウト

こちらもよくしていました。写真はバレンシア風パエリアと茄子をつかった料理。

ふと食べたくなる癒しの味でした。メニューはバレンシア語でした。
あ、ついにスーツケースもう1つ買いました!服買わないようにしてても、本買いますからね。やれやれ。

とりあえずまたセビージャ戻ります。みなさんごきげんよう。

バレンシアから小旅行

この週末はムルシア(Murcia)に行きました。ムルシアはバレンシアからバスで3時間くらいのスペイン南部、バレンシア州とアンダルシア州に挟まれた町です。

町の中心部はそんなに大きくないので数時間でまわれそうです。

そのなかで王立カジノ(Real Casino)に入りました。

カジノでイメージするようなものはなく、ハイソな人達の社交の場やったんかなという感じです。いまでも1階部分だけが一般に公開されていて、2階部分は会員限定となっています。

入場料は5ユーロ。オーディオガイド(スペイン語、英語、フランス語)つき。学生は3ユーロです。まんじゅうはなにも言わなかったですが、10ユーロだして7ユーロがかえってきました\(^-^)/

入ったところのアラブ様式の通り廊下。

目を見張るものがあります。

化粧室の天井。

ダンスホール。

スペイン語の聞き取りの勉強にもなったし行ってよかったです。

こちらは市役所。なんかやたら卵の形をしたオブジェが並んでいました。

市役所前の噴水はアラブの噴水のような感じでした(^-^)

大聖堂のある広場。

そして最後に食!まんじゅうは具だくさんのスープが大好きなんですが、写真をみて引き寄せられるように、こちらのスープを味わってきました(^o^)

フダンソウ(小松菜のような野菜)、ひよこ豆、鱈の団子、卵、じゃがいもが入っていました。少しスパイスがきいててすーごくおいしかったです(*´∀`)

このスープ、イエスキリストの受難と復活にあたる四旬節(Cuaresma)と聖週間(Semana Santa)に食べる料理みたいです。

今の時期は四旬節にあたります。4月には聖週間が待ってるわけですが、こちらセビージャの行事が有名です。また書きますね(^-^)

青いワイン飲みました!

以前に日本のサイトで青いワインがあるという記事を見てから、ずっと気になってたワインを買いました。

スペイン北部、バスク地方でつくられたワインのようですね。スペイン唯一の百貨店、El Corte Inglésに8ユーロくらい(1000円くらい)で売っていました。

この青さ\(^o^)/

味は赤ワインでもない、白ワインでもない感じで、マイルドで飲みやすかったです。でも確かにワインの味でした。

それでもアルコール分は11パーセントくらい入ってるのでうっかり飲み過ぎに注意ですね。

ワイン99パーセントに1パーセントのモスト(ブドウの果汁)が入っているようです。

パッケージにはこれはワインではなく、革命だと書いていました。たしかにこの発想はなかったな。

日本には5月に入ってくるとのことなので、先取りができてすごく満足です\(^o^)/

そして火祭り!

最終日は人形が燃やされるクレマ(cremà)があります。

夜中の12時くらいからあちこちで人形に火がつけられ、深夜1時に市役所の人形が燃やされて終わります。

まんじゅうは市役所の作品を見てきました。

こちらの塔、市長と建築家の汚職によって大量の税金を投じたにもかかわらず、模型をつくっただけで実際に建築されなかったという曰く付きの塔だとスペイン人に教えてもらいました。

バレンシア州歌、スペイン国歌などの音楽が流れたあとに花火が打ち上げられ、塔に火がつけられました。

塔が崩れていくたびに周りからは歓声があがりました。

火祭りにはいままでの悪いことを全て燃やしてしまって、新たな気持ちで春を迎えるという意味があるようです。

最終日(19日)の次の日は、春分の日。春はもうそこまで来ているなあと思いました(^-^)

ユネスコの世界遺産に登録された初めての年であり、クレマが週末に重なったことから、今年の火祭りはいつも以上の人出だったようです。

終わってみればあっちゅうまという感じですが、ずっと見たかったものがみれて、またとない経験ができて忘れられない祭りになりました。

明日からはいつもの日常が戻ってきます(^-^)