クリスマスイブ

昨日はクリスマスイブでした。クリスマスイブはNochebuena(良き夜)といいます。イエスキリストが産まれたとされる日なのでそういうんでしょうか。

有名なクリスマスソングをひとつ。

Feliz Navidad (José Feliciano) https://youtu.be/XD3iGaXzFlA

この時期は町のあちこちで幼子イエスキリストの絵を目にします。

民家のベランダでもこの絵をみかけます。

スペインではクリスマスイブは家族の日ということで、夜8時くらいになれば、店はほとんど閉まって静まり帰っていました。

この日には七面鳥や魚介類、ハムなどを食べるみたいです。

この時期、これらの価格は通常より大分高い値段になります。

この夜、子供達はサンタさん(Papa Noel)が来るのを楽しみにしています。

スペインには子供にとって楽しみな日が他にもあります。それは1月5日の東方の三博士(Los Tres Reyes Magos)がプレゼントをくれる日です(また詳しく書きます)。

子供の喜びは2倍、親の負担は2倍といったところでしょうか。

ちなみにスペイン人はクリスマスのプレゼントや食べ物などの購入に平均682ユーロ(8万2千円くらい)使うらしく、ヨーロッパのなかでNo.2だということです(No.1はデンマーク)。

さて、まんじゅうはといえば、スペインに家族もいないので学校の友達と一緒に晩御飯を食べました。

その中にアルゼンチンの子がいて、アルゼンチンでは12月25日の0時ぴったりにシャンパンで乾杯する習慣があるらしくみんなでカウントダウンして乾杯しました。

Nochebuena(良き夜)でした。

ベレン

スペインのクリスマスに欠かせないものの1つがベレン(Belén)です。ベレンとはベツレヘムのスペイン語読みです。

下の写真はカディス市のポスター。

ベツレヘムはイスラエルの町の名前でイエスキリストが産まれた場所です。このイエスキリスト誕生の様子を人形にしたものがベレンです。

ベレンがスペインのクリスマスに飾られるようになったのは18世紀頃だということです。

主要なのはイエスキリストの産まれた馬小屋(portal)、ヨセフ(José、ホセと読みます)、マリア(María)、イエスキリスト(Jesús)です。

それに羊飼いや東方の三博士(Los Tres Reyes Magos)、天使、ラバなどが加わります。

いろんなパーツがあるので毎年少しずつ買っていけば、町をつくることもできます(^o^)

上の写真はセビージャでの展示。

セビージャにはベレン市もあります。

そこで流れてるクリスマスキャロル(villancico)が耳から離れません\(^o^)/

Los peces en el río  https://youtu.be/L6_nZapQyps

いろんなお店でベレンを見ることができます。

リアルな顔のものから、かわいらしいもの、アレンジを加えたものまで実に様々です。

いろんな施設でベレンが展示されています。

これはアルメリア市のベレン展示。

実は私も個人的に買いました。

こういう小さい人形好きなのでちょっとテンションあがります。これで合計10ユーロ未満です。

スペインのクリスマスには欠かせないものの1つといえます(^-^)

クリスマスくじ

今日12月22日はスペインにとってクリスマスの始まりともいえる大事な日です。

今日はクリスマスくじ(Lotería de Navidad)の結果が分かる日です\(^o^)/

昨日のニュースでもクリスマスくじのニュースをやってました。

朝9時にマドリッドのレアル劇場でサン・イルデフォンソという学校の子供二人がボンボ(bombo)と呼ばれる回転ドラムに入った数字と賞金を独特の節回しで3、4時間延々と読んでいきます。国営テレビでの放送です。

単調ですが、見ているとくせになりそうです。

くじ売り場でも生中継されてました。

くじやん、というなかれ!このくじはスペイン人の実に4人に3人が購入し、スペインのくじの売り上げの5分の1がこのクリスマスくじの売り上げで、普段はくじを買わない人もこのクリスマスくじだけは買うといった具合なんです。もはやスペインの伝統となっているようです。

スペインは世界でもくじの購入に最もお金を使う人達だということです。

バレンシアにいた夏のときから、あちこちのくじ売り場でクリスマスくじ販売中という表示をみました。くじ売り場はほんまに町のあちこちにあるし、小さな売り場や個人で売ってる人まで、町を歩いててくじを見ないことはないといった具合です。

このクリスマスくじは19世紀後半に端を発する歴史あるくじです。00000から99999までの数字があり、同じ数字がたくさんあります。グループや会社、団体単位で同じ数字を買って、喜びとどきどきを分かち合います。もし当たれば、その団体みんながお金持ちになれるというのが特徴です。

同じ数字が10枚ある1組(billete)で買ったり(200ユーロ)、それを10分の1にしたデシモ(décimo)で買ったり(20ユーロ)します。組はめっちゃ高いのでデシモで買う人が多いみたいです。それでも高いけどね!一等はエル・ゴルド(太っちょ)といいます。組は4000000ユーロ(4億8千万円くらい)、デシモはその10分の1の400000ユーロということです。2割が税金としてとられるみたいです。

日本の宝くじの還元率が50パーセントくらいなのに対し、スペインのクリスマスくじの還元率70パーセントと高いのが特徴らしく、もしかしたらなにか当たるかもという夢を持てるのも人気の秘密のようです。

この日のニュースは一時間のうちの半分以上がくじのニュースでした。

この番号が今回の一等(エル・ゴルド)。

当選者たちが喜んでる様子が映し出されています。

とにかくすごい喜びようでした。

まんじゅうは買うタイミングを逃してしまったので状況を見守っていました。

もちろんなにも当たらない人が多いわけですが、人々はまあ健康だったらいいよね、もうすぐクリスマスだし、という感じになるそうです(^-^)

有名どころのくじはもう1つ、Lotería del niñoというのも1月6日にあります。次こそは買うぞ!!

スケートと寿司

昨日は同じアパートのみんなとスケートに行きました。冬だけの特設スケートリンクです。30分で6ユーロです。ただし手袋がない場合は2ユーロ追加です。

スケートは久しぶりでしたがそれなりに滑れて楽しかったです。

滑ってたのはほぼ子供でした\(^o^)/

それから寿司食べに行きました。

おいしかったけど、ありえないくらい時間がかかってました。これで4ユーロくらいです。

近くで光と炎のショーをやってたのでそれをみて、みんなで家に戻りました。

誰かと一緒に住んでるとこういうことができるからいいですね(^-^)

ハエンからセビージャへ

Jaén(ハエン)は人口12万人ほどの小さな町です。

坂の多い町でした。旧市街などは坂を登ったところにあります。

議事堂。

大聖堂。

かなり立派です。

坂の上からの景色は最高でした。

大聖堂がよく見えます。

こういう景色を見るために旅行してるともいえますね(^-^)

町の向こうに広がっているのはオリーブ畑。ハエンはオリーブオイルの首都で、県の面積の8割弱がオリーブ畑で占められていて、世界のオリーブオイルの2割近くを生産しているということです。

ということでオリーブオイルを買ってきました。

これは調理用ではなく、パンやサラダ用ということです。使うのが楽しみだ( ^∀^)

半端ない量のごはんを食べました。

セビージャまでは電車で3時間。

アンダルシア満喫の旅でした(^-^)