旧市街で食べ歩き

美食の町、サンセバスチャンにいながらまだ食のことを書いてなかったので少し。

基本的に食べ物はどこでもおいしいんですが、とりわけいろんなバルが集まっているのがこちらの旧市街。


歩けばバルに当たるというくらいにバルだらけです。

これらのバルではピンチョスが食べられます。以前の日記でタパスを紹介しましたが、こちらスペイン北部ではピンチョスがよく食べられます。

ピンチョス、単数の形はピンチョ(pincho)、は串という意味で、切ったフランスパンをお皿代わりに魚や肉、野菜を上にのせ、それに串をさしたおつまみのことをいいます。

pintxosはバスク語でのピンチョスの綴り。

バルにはそれ以外にもちょっとした小皿料理がおかれています。

バルを覗いていくとカウンターにこれでもかとピンチョスがのっていてすごくそそられます。

スペインのお昼はおそいので13時か14時くらいに行くことをおすすめします。
ピンチョスの値段は店によりますが、1つあたり2ユーロから4ユーロくらいです。そんなに安くはないですが、せっかく精神でいろいろ挑戦しましょう。

それからもちろんお酒も!

サンセバスチャンは伝統的にワインの文化のようなので、ワインを頼むことをおすすめします。

地元のワインはチャコリ(txakoli)という白ワインです。頼むとお店の人がボトルを高くかかげグラスに入れてくれます。上の写真のリンゴジュースのような色のお酒。

それからシードラ(cidra)というリンゴのワイン。どちらも飲みやすいワインです。

まんじゅうは10軒近くのバルに入ってまずかったところはなかったです。サンセバスチャンに来られたら、気の向くままにたくさんのバルをはしごしてみてください。

ケーブルカーに乗りました

サンセバスチャンは2つの山に挟まれるようにきれいな弧をえがくコンチャ湾があります。山の一つは前の日記で紹介したウルグル山、もう一つはイゲルド山です。

今回はそのイゲルド山に登ってきました。イゲルド山へは歩いても登れますが、ケーブルカーもついています。

ケーブルカー。

ケーブルカーはスペイン語でフニクラル(funicular。ガイドブックではフニクラと書いていました)といいます。

なんか「鬼のパンツ」で有名な歌、フニクリ・フニクラのフニクラと関係あるのかなと思って調べてみたら、当たらずとも遠からずといった感じでした。

この歌のフニクラはイタリアを走っていたケーブルカー、イタリア語でフニコラーレ(funicolare)という、についた愛称で、この歌はそのケーブルカーのPRソングだということです。

ケーブルカーは往復で3ユーロ少しです。

頂上には古ぼけた遊園地があります。

眺めはこの通り。

ウルグル山より高所からコンチャ湾が望めます。

みなさんもぜひ!

映画の舞台に行ってきました

前回の日記で紹介した映画の舞台の1つになった村に行ってきました。

レイツァ(Leitza.スペイン語はLeiza) というサンセバスチャンからバスで南に40分、人口3000人ほどの小さな村です。

バスクの女の子が住んでる村としてでてきました。

村なだけあって、サンセバスチャンよりはるかにバスク色が濃かったです。サンセバスチャンの町の案内板はスペイン語とバスク語の表記が普通ですが、レイツァの案内板はほぼバスク語オンリーでした。

村の家はこんな感じ。どの家も赤い花をベランダに飾ってました(^-^)

こちら映画に出てきた広場です。奥の大きな建物は市役所です。

映画は下の写真のような感じ。

女の子の村をセビージャの男の子が訪ねて、追い返されて、やけになってゴミ箱にタバコを投げ捨てたら、燃え広がってあわてて消してるいる場面です。

広場にはペロタというバスクのスポーツができる大きな壁もありました。

野球ボールくらいのボールを壁に打ち付けるスポーツです。

子供たちはテニスの練習に使っていました。

こちらは教会。

村の周りは緑生い茂る山に囲まれていてとても静かでした。めっちゃ雨が降ってたので余計に静かやったんかなとも思います。

村に来てから帰るまで羊が山の斜面でずーっと草を食べてました。

夏なはずやのに気温が10℃ちょっとしかなくてかなり寒かったですが、アンダルシアの小さな村とはまた全然雰囲気が違って楽しめました。