扇子

スペインでも扇子はたくさん使われています。バレンシアは扇子の生産地でもあるらしく、お土産屋だけじゃなくて、扇子を専門に取り扱ってる店もちょこちょこ見かけます。

今はちょっと涼しくなったからあんまりやけど、夏はたくさんの人(特に女性)が扇子を使っていました。

上の写真の扇子はバレンシアのお土産屋で2,5ユーロで購入した安物ですが、どの扇子も形はだいたい日本でイメージする扇子と同じような感じです。というのもこのような折り畳み式の扇子は、7世紀頃に日本で作られ、大航海時代の16世紀にポルトガルを通じてスペインにもはいったものだからということです。

形は日本のと似ていますが、素材はちょっと違います。紙じゃなくて絹とかになることが多いみたいです。それから値段は私の購入したような安物から何百ユーロもするようなものまで様々です。

日本ではスペイン製の扇子はフラメンコをする人達の間ではアバニコ(abanicoはスペイン語で扇子という意味)として知られているみたいですね。

思わぬところで日本とスペインに共通してるものをみつけるのは面白いですね(^-^)

今聞いてる曲

音楽を聞くのは、楽しいだけじゃなくてスペイン語の勉強にもなります(^-^)

てことで、今日は今聞いてる曲を少し紹介しようかと思います。

1. Amiga mia(アレハンドロ・サンス)https://youtu.be/44Qh0p9xE6o

スペインというかスペイン語圏では知らない人がいないくらい有名なシンガーソングライター。ラテン・グラミー賞をとりまくってます。ホストマザーが大絶賛していたので、彼の曲を聞いてみました。心で歌う人だといっていましたが、確かにそのとおりやなあと思います。

2.Blanco y negro(マル)https://youtu.be/cbYp1ZB5cGg

有名なギタリスト、パコ・デ・ルシアの姪で、彼女自身もスペインで知らない人はいないくらい有名な歌手です。彼女の名前はスペインじゃなくて来日していたスペイン人の女の子が教えてくれました。歌詞も分かりやすくて、寝る前にちょいちょい練習しています( ^∀^)

ちなみにこの二人の歌手は先週から始まった歌の才能ある人を発掘する番組『La voz』(声という意味)というテレビ番組でジャッジもしています。

(La vozホームページ。スペイン語、写真あり)

http://www.telecinco.es/lavoz/voz-edicion-4/coaches/Complicidad-risas-bromas-piques-Voz_4_2202960007.html

右端にいるのがアレハンドロ・サンス、その隣にいるのがマルです。
3. Hoy(ダビッド・ビスバル)https://youtu.be/rOc_MbBk3Dw

日本語の公式サイトもあるスペインの歌手です。この人も日本で知りましたが、上の曲を見つけて気に入ったんで聞いています。
4. Duele el corazon(エンリケ・イグレシアス)https://youtu.be/vSk_xOy6Bwc

彼も日本でも知られているスペインの、というか今はアメリカでも活躍してる歌手ですね(^-^)この曲は割に町のあちこちでかかってるので、よし覚えてやろうということで聞き始めました。ただ早すぎて歌える気がしない(*_*)

5. Eras tu(メルチェ)https://youtu.be/M6QPW0l89qs

上で上げた『La voz』の子供バージョン、『Fenomeno fan』という番組で女の子が歌ってた曲で、あ、好きかもと思って聞き始めました。ちょっと歌えるようになりましたよ(^-^)彼女もスペイン語圏では有名なシンガーソングライターです。

ということでいろいろ紹介しましたが、やっぱり音楽はいいですね!問題は日本のようなカラオケが見当たらないってとこやねんけどな(´・ω・`)

車なしの日

今日は車なしの日(dia sin coches) でした。つまり車を使わずに公共交通機関を使ってもらおうという日なので地下鉄やバスが無料でした\(^o^)/

今週が(直訳すれば)「持続可能な移動週間」という名前で、地下鉄とかバスに関するイベントをやっていたのは市役所近くでみましたが、

 まさか、ただの日があるとは知らず友達の情報提供に感謝です\(^o^)/
持続可能な移動週間(スペイン語)

http://www.lovevalencia.com/evento/semana-de-la-movilidad-en-valencia?platform=hootsuite

まあ、いまみたら上の写真にあるブースでもらったチラシにそのようなことが書いてました(^o^)チラシもらってきてもちゃんと読んでないっていうね!

まあ、そんなことでただで地下鉄に乗れる喜びをかみしめていた訳ですが、なんか車はいつもと変わらない量だけ道を走ってた気もするし、キャンペーンが功を奏しているのかはよく分かりませんでした。

それから今日は市役所の周りがホコテンになってました( ^∀^)

あ、ちなみにスペインの信号は縦になってて高いところと低いところの両方に信号があります。こんなところもちがってておもしろいですね(^-^)


日本にも電車ただで乗れる日あったらいいな♪もうどこかではあるのかもしれんけど!

通りの名前からみるバレンシア

スペインはあらゆる通りに名前がついています。それをみていくとバレンシアやスペインの歴史や重要人物なんかがわかります。

例えば、

ラモン・リュイ通り(carrerはバレンシア語で「通り」という意味です)。この人は13世紀から14世紀に活躍したパルマ・デ・マヨルカ生まれの哲学者であり神学者です。パルマ・デ・マヨルカにもこの名前の通りがありました。

その狂信的ともいえる宣教から狂気の人とも言われたようです。この人はラテン語でものを書くのが当たり前の時代に、カタルーニャ語(バレンシア語もカタルーニャ語の「方言」といわれています)で文学を書き、「カタルーニャ語の父」ともいわれた人です。

ちなみにこの人のこととかカタルーニャの歴史について物語調で書いていて面白い本が下の本です。

『物語  カタルーニャの歴史    知られざる地中海帝国の興亡』(田澤 耕著)

https://www.amazon.co.jp/%E7%89%A9%E8%AA%9E-%E3%82%AB%E3%82%BF%E3%83%AB%E3%83%BC%E3%83%8B%E3%83%A3%E3%81%AE%E6%AD%B4%E5%8F%B2%E2%80%95%E7%9F%A5%E3%82%89%E3%82%8C%E3%81%96%E3%82%8B%E5%9C%B0%E4%B8%AD%E6%B5%B7%E5%B8%9D%E5%9B%BD%E3%81%AE%E8%88%88%E4%BA%A1-%E4%B8%AD%E5%85%AC%E6%96%B0%E6%9B%B8-%E7%94%B0%E6%B2%A2-%E8%80%95/dp/4121015649

なんか長くなってすみません(*_*)

それから

ブラスコ・イバニェス大通り。この人は19世紀から20世紀に活躍したバレンシア生まれの作家です。代表作は闘牛をテーマにした『血と砂』という作品ということです。

写真ないけど、メネンデス・ピダル通り。この人は19世紀から20世紀に活躍したスペイン北部の町、コルーニャ生まれの文献学者であり、スペイン中世史研究家で、スペイン文献学の父ともいえる人みたいです。メネンデス・ピダル通りはスペインの他の町にもあるみたいですね(^-^)

で、あとこれはバレンシアじゃなくてマヨルカ島の町、パルマ・デ・マヨルカでとった写真やけど、これも絶対なんかあるよなあと思って調べてみました(^o^)

12月31日通り。まさか大晦日ちゃうしなと思って調べてみると、1229年12月31日に征服王ハイメ1世が、10世紀からイスラム教徒に支配されていたパルマ・デ・マヨルカの町の再征服に成功した日ということでした。
もちろん他にもいろいろあるけど、とりあえずここまで。通りの名前を調べてみるだけでもいろいろ発見があって面白いです(^-^)v

バレンシアでみかける鳥たち

だんだん涼しくなってきました。7月は10時くらいまで明るかったバレンシアも8時くらいには暗くなるようになりました。

今日は鳥について。バレンシアにも鳥がいます。鳥の名前には詳しくなくても鳩とかスズメくらいはまんじゅうでも分かります(^^)

それでバレンシアでよくみかける鳥について少し調べてみました。

まず、鳩。正確には鳩にもいろいろ種類があるらしく日本でみかける、それからスペインでもみかける鳩はカワラバト(ドバト)といわれる種類のようです。

でもこっちにいる鳩の方が色の薄いのが多いような気がします。

それからスズメ。スズメはスペイン語でgorrion(ゴリオン)といいます。怪獣映画にでてきそうな名前です。

スズメみたいな小さい鳥がいるなあとは思っていたけど、色が違ったので別の鳥かと思っていましたが、調べてみると、イエスズメと呼ばれるスズメということがわかりました。

イエスズメ( wikipedia)

https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A4%E3%82%A8%E3%82%B9%E3%82%BA%E3%83%A1

スズメといえば、日本でみかけるあのスズメやと思っていたので驚きでした。ほんまにいろんなことが少しずつ違うんですよね。改めて外国にいるなと思います。

あと海の近くにいけば、カモメがいます。

それからカラス。日本ではなんかもう私達と一緒に住んでる感もありますが、こちらではまだ一度も見かけていません。

日本と違ってごみがコンテナに入ってて漁りにくいからでしょうか。田舎にはいるみたいです。