現代アートに親しむ

ビルバオに行ってきました。ビルバオはサンセバスチャンからバスで1、2時間ほどの町です。

現代アート美術館のなかでたぶんもっとも有名なグッゲンハイム美術館がこの町にあります。
美術館の前には花でできた犬の作品が。
ホストファザーはこの美術館をこの犬の犬小屋だと言っていました(^-^)

犬小屋のなかはこんな感じ。
カンバスに色塗っただけのような作品とか、いろんな動画が上映されている部屋とかが見れます。

まんじゅうはこういうのはよく分からないですが、それでもまあまあ楽しめました。

町中でもいろんな作品をみつけることができました。

路上アート。

曲線を描く橋。
井戸端会議っていうわけでもないやろけど。
町はすごく整然としてる印象をうけました。

個人的にはサンセバスチャンの方が好きかなって感じやけどまあ好みでしょう。

コンサートと食

サンセバスチャンから車で30分ほどの町、オンダリビア(Hondarribia)という小さな町でおこなわれているブルースのコンサートを聞きに行ってきました。

バスクの伝統的な家が宝石箱のように並んでいます。

スペイン国営ホテル、パラドールがある広場がコンサートの会場でした。

周りではたくさんの人がお酒飲みながらなんかつまんでいて、もりあがっていました。

そんなに大きなコンサートというわけではありませんが、ライブミュージックを聞くのはスペインの夏の風物詩みたいな感じです(^-^)

それからこちらの町にあるHermandad de Pescadoresというレストランはどうやら日本の雑誌でとりあげられたことがあるらしく、お店の人はすごく気さくに接してくれました。

このレストラン、バスクの伝統料理の1つ、魚のスープが有名みたいです。

たくさんの魚のエキスが凝縮されていてすごくおいしかったです。スープ好きのまんじゅうの心もつかんでくれました\(^o^)/

お店のホームページはこちら

サンセバスチャン市内でも魚のスープは頼めますよ。ぜひお試しあれ!

船建築中

16世紀にカナダの海上に沈んだ船を復元している博物館に行ってきました。復元してる船は下の写真みたいな感じ。

市内からE01,E03,E09バスにのって15分ほどのPasaiaという港です。

こちらが博物館。

バスクの海の博物館(albaola)といいます。ホームページはこちら

ガイドツアーで参加しました。

かなりたのしかったです。

バスクの海の男達はかつて捕鯨で生計をたてていたんですが、その漁のために大きな船をつくってカナダ近くまで行ったそうです。

当時のことをちょっとふくよかなおねーさんが楽しげに説明してくれました。

船がどういう状態でみつかったか、どういう風に船をつくったか、9ヶ月近く家を離れなければいけなかった漁師たちが船に何を積んでいたかなどなど。

現在は16世紀の船を再現するという一大プロジェクトに関心を持つ多くの職人さんがここに勉強しにきているみたいです。

こちらがその建設中の船。

今回は時間がなくてみれませんでしたが、この博物館のまわりは、「レ・ミゼラブル」の作者、ビクトル・ユゴーのとまった家などいろいろ見所があります。

何年か後にできあがる船とあわせてもう一度ここを訪れてみたいものです。

旧市街で食べ歩き

美食の町、サンセバスチャンにいながらまだ食のことを書いてなかったので少し。

基本的に食べ物はどこでもおいしいんですが、とりわけいろんなバルが集まっているのがこちらの旧市街。


歩けばバルに当たるというくらいにバルだらけです。

これらのバルではピンチョスが食べられます。以前の日記でタパスを紹介しましたが、こちらスペイン北部ではピンチョスがよく食べられます。

ピンチョス、単数の形はピンチョ(pincho)、は串という意味で、切ったフランスパンをお皿代わりに魚や肉、野菜を上にのせ、それに串をさしたおつまみのことをいいます。

pintxosはバスク語でのピンチョスの綴り。

バルにはそれ以外にもちょっとした小皿料理がおかれています。

バルを覗いていくとカウンターにこれでもかとピンチョスがのっていてすごくそそられます。

スペインのお昼はおそいので13時か14時くらいに行くことをおすすめします。
ピンチョスの値段は店によりますが、1つあたり2ユーロから4ユーロくらいです。そんなに安くはないですが、せっかく精神でいろいろ挑戦しましょう。

それからもちろんお酒も!

サンセバスチャンは伝統的にワインの文化のようなので、ワインを頼むことをおすすめします。

地元のワインはチャコリ(txakoli)という白ワインです。頼むとお店の人がボトルを高くかかげグラスに入れてくれます。上の写真のリンゴジュースのような色のお酒。

それからシードラ(cidra)というリンゴのワイン。どちらも飲みやすいワインです。

まんじゅうは10軒近くのバルに入ってまずかったところはなかったです。サンセバスチャンに来られたら、気の向くままにたくさんのバルをはしごしてみてください。

ケーブルカーに乗りました

サンセバスチャンは2つの山に挟まれるようにきれいな弧をえがくコンチャ湾があります。山の一つは前の日記で紹介したウルグル山、もう一つはイゲルド山です。

今回はそのイゲルド山に登ってきました。イゲルド山へは歩いても登れますが、ケーブルカーもついています。

ケーブルカー。

ケーブルカーはスペイン語でフニクラル(funicular。ガイドブックではフニクラと書いていました)といいます。

なんか「鬼のパンツ」で有名な歌、フニクリ・フニクラのフニクラと関係あるのかなと思って調べてみたら、当たらずとも遠からずといった感じでした。

この歌のフニクラはイタリアを走っていたケーブルカー、イタリア語でフニコラーレ(funicolare)という、についた愛称で、この歌はそのケーブルカーのPRソングだということです。

ケーブルカーは往復で3ユーロ少しです。

頂上には古ぼけた遊園地があります。

眺めはこの通り。

ウルグル山より高所からコンチャ湾が望めます。

みなさんもぜひ!