通訳案内士試験(スペイン語)合格のために使用した本

平成29年度の通訳案内士試験(スペイン語)合格しました(^^)ホッ

それってなんですかーって人のために。

通訳案内士試験は、年に一回ある日本に来る外国人観光客のガイドをするための資格試験です。スペイン語だけじゃなくて、英語や中国語、フランス語にドイツ語、タイ語とかもあります。試験を主宰している日本政府観光局(JNTO)のホームページはこちら

スペイン留学中に、スペイン人に日本のことを説明する機会が多くて、いろいろ調べて、説明しているうちにこの試験を受けてみたいなあと思うようになった次第です。

試験は1次試験と2次試験に分かれます。1次試験には4つの試験があります。

1つめは、西日作文と日西作文。日本のこと(観光地、食、文化、習慣など)について記述します。

2つめは、日本歴史。外国人観光客が訪れそうな観光地の歴史や、文化史がでます。

3つめは、日本地理。観光地の地理の問題がでます。

4つめは、一般常識。観光白書や世界遺産、その年話題になった文化的事項なんかがでます。

スペイン語の知識的には中級レベルのスペイン語があればいいですが、問題は日本に関する知識!日本の歴史とか地理なんて何年前に勉強したっけレベルですし、観光地っていったって、地元関西周辺しか知らないし・・・って感じやったので、試験のある夏(8月下旬)から逆算して半年前(1月とか2月くらい)から歴史の本とかを読み始めました。

歴史でよくまとまってて、分かりやすかったのが『歴史をつかむ技法』(新潮社)という本。おおまかな歴史の流れが分かります。

地理では、『地図とデータでよくわかる 日本地理』(JTBパブリッシング)という本。地図がふんだんにあって読みやすかったです。

そして、日本のことをスペイン語で話すための対策に使ったのが、『英語で日本紹介ハンドブック』(アルク)。タイトルのとおり英語なんですが、ここにでてくる「神輿」とか「盆栽」といった項目をスペイン語に書き換えていました。

一般常識に関しては国土交通省の「観光白書」を中心に、その年に世界遺産になったところとか、その年にはやったことなどを調べていました。

総合的に役立ったのは、『通訳案内士試験 地理・歴史・一般常識 直前対策』(語研)です。直前といわず何ヶ月も前から繰り返し見ていました。

あと、過去問も何年分か解きました。日本政府観光局(JNTO)のホームページ『通訳案内士 地理・歴史・一般常識 過去問解説』(法学書院)で見られます。

主に使ったのはこれくらいです。知らなかったことを知るのは楽しいです。

2次試験は、面接官の出す3つの日本に関するテーマの中から1つ選んでスペイン語で説明するものと、日本人の面接官が読み上げる日本に関する事柄をスペイン語に訳すものとがありますが、1次試験で学んだことが話せれば大丈夫です。

次の試験まで半年ほどあります。オリンピックも近づいていますし、通訳案内士試験に挑戦してみてはいかがでしょうか。

 

 

投稿者: まんじゅう

旅好き、外国語好き、まんじゅう似のアラサー女です。スペイン語学留学を終え、南の島に住んだあと、スペイン語通訳案内士をしたり、スペイン語を教えたりしています。旅のこと、留学のこと、言葉のこといろいろ話します。

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